はじめに

手術した方がよい患者さんの割合は7人に1人ぐらいです。また、手術必要な患者さんの98%は日帰り手術が可能です。

痔核

8割以上の患者さんは痔疾用軟膏などの薬物療法で治ります。約2割の患者さんは、注射療法、ゴム輪結紮療法、手術療法などが必要となります。

裂肛

9割以上の患者さんは、排便指導や薬物療法で治ります。疼痛が強度の方、肛門狭窄の強い方(肛門が狭い方)は手術を行う場合があります。

痔瘻

薬で治癒することはなく、放置しておくと、複雑化したり、またがんになる可能性があるため、手術療法が必要です。