ALTA療法とは

平成17年4月から特定の医師のみ認められた痔核に対する注射療法です。
ひとつの痔核に対して、4ヵ所に分割して投与します(下図参照)。
これは痔核に薬液を十分に浸透させるための方法で、4段階注射法といいます。 2~4度まで可能です。外痔核やカントンの場合は適していません。痛みや出血はほとんどありません。注射直後から痔核の脱出はなくなります。

治療の経過過程

ひとつの痔核に対して、4ヵ所に分割して投与します(左図参照)。 これは痔核に薬液を十分に浸透させるためです。
投与後の早い時期に痔核へ流れ込む血液の量が減り出血が止まります。脱出の程度も軽くなります。
投与した部分が次第に小さくなり、引き伸ばされていた支持組織が元の位置に癒着・固定して、脱出が見られなくなります。 通常1週間~1ヶ月ほどかかります。