内痔核の治療法

注射療法

出血を繰り返す内痔核に行われる硬化療法です。硬化剤を痔核の根元に注入し、血管周辺に炎症を起こさせ、血管と血管の間の組織を硬くします。こうすることによって痔核内の血管が縮小して出血を防止します。

ゴム輪結紮法

痔核の根元をゴム輪で縛って、痔核に血液が流れないようにします。痔核部分は血液が供給されないため壊死して、自然に取れて落ちます。傷跡は点状になって出血も痛みもありません。あらゆるタイプの痔核に対応が可能で、再発も極めて少ないです。


結紮切除術と
半閉鎖法

痔核に血液を送る血管を縛って、痔核を放射状に切除します。切除した傷口をそのままにしておく方法もありますが、肛門の外側を一部残して、肛門内をすべて縫合する半閉鎖法を行います。あらゆるタイプの痔核に対応が可能で、再発も極めて少ないです。

併用療法

結紮切除術と四段階注射療法の併用により手術後の痛みが軽減され、日帰り手術が可能となりました。